金曜, 21 9月 2012 13:15

Web管理人から

ブルーウルフ旅行社の日本人向け日本語サイトはNPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ 理事長の西村 幹也が、ブルーウルフ社社長カナット氏の依頼を受けて制作しました。

カナット氏とは2000年依頼のつきあいで、彼の二度の来日、また、彼の息子の日本滞在を受け入れるなど、家族ぐるみのつきあいを続けています。

文化人類学を専攻する私のモンゴルとのつきあい方や文化・歴史に対する思いなどを、カナット氏は深く理解かつ、共感してくださり、私の活動の手助けを惜しみなくしてくれる、大切な親友です。

私は彼のようなビジネスマンでもありませんし、ビジネス下手で、どうしてもNPO法人を大きくできないでオタオタしているのですが、彼は、私との関係をビジネスパートナーとしてではなく、モンゴル・カザフの文化を今後、どのように維持、保護、発展させていくのがいいのかを共に語り合う友人として、つきあってくれます。つきあいがはじまった2000年当時からすれば、彼の会社はみるみるうちに大きくなってしまったのですが、変わらぬ友情を示してくれています。

彼とのつきあいが長くなるにつれ、私自身もカザフ民族の歴史や文化に少しずつ触れていくようになり、ますます、カザフが、バヤンウルギーが好きになってきました。

そして、もっともっとたくさんの人が、この素晴らしい土地にやってくればいいのにと思うようになったのです。ただ、むやみやたらに外国人旅行客が現地にお金を落とすようになると、徐々に、現地社会が壊れていく恐れがあります。この点はジレンマを抱えたままなのですが、もはや止めることの出来ないグローバル化、世界経済の流れの中で、カザフの人々と、そこを訪れる外国人旅行客たちが豊かに、幸せになっていく方法を積極的に模索しなければいけないと思うようにもなりました。

この日本語サイト上でも、何度も記載されていますように、彼の活動はビジネスでありながら、そこにはカザフ民族文化、歴史、遊牧民に対する深い愛情があります。時に厳しく周囲にあたる彼の態度は、深い愛情故のものであることが、そばにいるとよくわかります。誤解を受けることもあるようですが、彼の事業の拡大は単なるビジネス上での成功だけでは達成できないと思うのです。

彼に、日本人観光客のバヤンウルギーへの誘致に協力して欲しいと頼まれてから、このサイトが出来上がるまで、随分と時間がかかりました。
欧米人たちのような長期休暇を取りにくい日本人の方々に、バヤンウルギーの魅力を伝え、バヤンウルギーに足を運んでもらうにはどうしたらいいのか考えながらwebサイトを制作しました。

結局、彼の会社に日本語の出来る者がいないため、当分の間は、私自身が、日本側窓口としてお手伝いをすることになりました。
私自身も、バヤンウルギー、カザフ民族、カザフ文化、カザフの歴史については勉強中の身ではありますが、素晴らしい出会いを多くの方々にプロデュース出来ますよう、頑張りますので、どうぞよろしくおつきあいのほどお願い申し上げます。

手前味噌な話で恐縮ですが、NPO法人しゃがぁサイト、カザフ情報局ケステ、モンゴル写真館、タイガ情報局(制作中)などを一度ご覧いただき、NPO活動などについて、お見知りおき頂ければ幸いです。

是非、バヤンウルギーへお出かけください。どこかで、お会いすることもあるでしょう。

NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ
理事長
西村 幹也
モンゴル情報局しゃがぁ(NPO法人しゃがぁメインサイト) http://www.shagaa.com
カザフ情報局ケステ http://www.kazakh-mongol.com
タイガ情報局オスト http://www.mongol-taiga.com
モンゴル写真館(西村個人サイト) http://www.mongol-photo.com